宅建士資格勉強法

綺麗にノートをまとめるのは時間の無駄

はじめに確認しておきたいのが、勉強をしたいのか・合格をするための勉強をするのか違いを考えてみてほしい。あとで見直しをするためにノートを綺麗にまとめるという考えは否定しない。しかし、そのやり方はお金も時間もかけてゆとりあるスケジュールで学習する通信教育などの方法だ。

独勉での学習スタイルはあとで見直しの必要がないようにその時に覚えきってしまう。覚えたかどうかは問題を解いて判断する。もし、覚えていなければ覚える「作業」を繰り返す。合格するために行うこと以外はすべて不純物。それらを削ぎ落として追い込んでいく。本屋に寄るたびに新しいテキストに手を出してはいけない。決めた教材をきっちり繰り返すだけで必ず合格できる。ぶれないことは重要だ。

資格予備校が展開する勉強方法が正規軍なら、こちらはゲリラ軍。人に見せるような、綺麗にまとめたノートなんてカッコつけはいらない。必要なことはその場で覚える。メモを残したければテキストの余白に書きなぐる。必要なことだけを無駄なく不足なく実行する。

 

使用テキストについて

宅建六法は買うな!
宅建士資格の合否は、テキスト選びで勝負が決まると言っても過言ではない。ここが運命の分けれ道。あみだくじと同じで、引いた瞬間に結果が確定している。しかし、安心してほしい。悪いテキストを外せば良いだけの話。良いテキストは本屋に行けばいくらでも転がっているし、敢えて悪いテキストを選ばないように気をつければ良いだけの話である。ここでいう悪いとは、出題範囲を網羅していない・範囲は足りていても内容が浅いといったもの。実際、「マンガで覚える~」のようなお手軽ライトなテキストを買うのはやめよう。評判の良いと聞いたテキストも念のためとあれこれ手を広げるのは、時間とお金と労力の無駄である。最初に選んだテキストを中心に学習計画を組んでいくことが大事。(昨日も本屋で見かけたが)マンガで覚える宅建士~的な本を最初に読んでアウトラインをつかむみたいなことをやっている人が、本格的な学習にまでたどり着いているのをみたことがない。やる気があるなら千円くらいのお手軽マンガ宅建本を買うのはやめにしてさっさと基本書を買って読み始めた方が良い。やる気が漲っていると宅建六法を買って法令知識を補完していきたくなるがそれは時間の無駄。まずは試験に必要なことを中心に学習していくべきだ。どうしても解説をより強化したいものが出てきたとしたら、それこそgoogle で検索してさらりと済ませてしまおう。弁護士を目指している訳ではない。宅建士の試験に合格するために勉強しているということを忘れてはならない。つまり、そんなより深い知識は不要。不要な学習は無駄である。

宅建士合格の学習セオリーとして、下記の勉強方法が伝えられる。必要となるのは、宅建士試験の教科書となる「基本書」を1冊と、しっかりとした解説がついた「過去問集」だ。これらを揃えても1万円でお釣りがくるから安心してほしい。

用意するテキストは、

3,000円程度の基本書
詳細な解説の付いた過去問集

※ 基本書と過去問集は殆どの場合、連動してた作りになっているので基本書と過去問のシリーズは揃えること。

過去問集は、単純に○○年~○○年と5年分くらいの問題と「簡単な」解説でお茶を濁している本もあるが、それを選んではいけない。解説が不足なくされている分野ごとに冊子が分かれているものが良い。それはなぜか?宅建業法から勉強して、宅建業法の範囲を勉強し終えたら、すぐに宅建業法の過去問題集に入れるから。これがただ過去問を並べただけの本だと、じぶんで宅建業法に関係する問題を探して解いていく・・・ようなことはしないので、宅建の試験範囲をすべて終えてからでないと過去問に入れなくなる。それではあまりに効率が悪い。

宅建業法から学習せよ!!

すでに上で宅建業法から勉強して~なんて書いてしまっているが、宅建学習のセオリーとして「宅建業法から勉強すべし!」がある。別に権利関係からとりかかっても構わないが、権利関係は面白いがなかなか難しいので、回答がシンプルでかつ出題される問題数も多い権利関係から勉強すべし!という結論に至る。範囲が狭いので一気に完成させることができるのも推奨理由となっている。とにかく勉強残しを作らずに試験に臨まなくてはならない。そういった意味でも、短期間でテキストを完了できる宅建業法は最初に取り掛かる学習としておすすめだ。

ここで先ほどの分野ごとに分かれている過去問が良いという話につながる。最初に基本書を読み終える分野は宅建業法であるとした。そして、テキストの宅建業法の範囲を通しで終えたら次は宅建業法の過去問集にとりかかる。しかし、ここで問題が発生する。

範囲が狭いといっても宅建業法は毎年20問出題されるので分量が多い。そこで当サイトでは、宅建業法の過去問を解き始めている期間に、ぜひとも基本書の「権利関係」の範囲を勉強し始めることをおすすめしたい。

基本書をインプット、
過去問集をアウトプットとするとこうなる。

宅建業法のインプットが終わったら

 →宅建業法のアウトプット(過去問)

  →権利関係のインプット(基本書)開始

(インとアウト 範囲を別にした同時並行)

宅建業法ばっかりやっていると、時には(学習が進んでいない)別の知識を入れたくなる。初学者の場合は、特に早く試験範囲を終えたいと思うはずだし、それは正しい欲求だと思う。権利関係は宅建士試験の範囲の中でもいちばん宅建っぽい部分なので面白く学習できる。宅建士となった際に必要な基礎知識だと感じられ、それによって勉強意欲もまたわいてくるはずだ。

 

<学習の流れ>

基本書(教科書)をひとつ決め学習の中心に

内容をひと通り把握したところで過去問を解く

過去問は解いたらすぐに答え合わせ

解説の内容を理解し、不足している知識を補完

(間違えた問題は間違えなくなるまで繰り返し)

<試験対策>

実際に各年度の過去問50問を90分で解く
(※ 1問2分弱で解き進める訓練)

解いたらすぐに答え合わせ

解説の内容を理解し、不足している知識を補完

 

※ 時間がなけば・・・
基本書は簡単に終え、早く過去問に取り掛かること。(宅建士試験に過去問を解かない試験対策はありえない)

 

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じぶんが使用したテキストは下記の通り。

らくらく宅建塾 (著:宅建学院)
※ 基本書

宅建士資格試験初学者にもおすすめな基本書。法律系資格にありがちなわざと難解にしているような文章も、このらくらく宅建塾はフランクでわかりやすく読みやすく解説している。例えれば、予備校の名物講師の講義を原稿に起こした感じ。無機質な文章よりあたまに入ってくると思うが、お上品な人には合わないかもしれない。以前は表紙にアクが強いイラストが描かれていたが、2017年度版からドギツさはかなり落ち着いた(ある意味つまらない)。注意点として、この本は満点を放棄して最初から36点狙いの本となっている。テーマも要点も絞られていて無駄がない反面、36点狙いで勉強して本当に36点に達するかという不安が残る。基本書だけで宅建合格を狙うのは難しい。正直、この基本書と過去問宅建塾はセットで考えた方良い。過去問の回答解説で知識のベースを広げれば40点超えも十分狙える。

 

過去問宅建塾(壱) (著:宅建学院)権利関係
※ 過去問

権利関係は「何となく正解に行き着くことが多い」程度のうろ覚えの知識のまま、本番試験に臨まないようにしたい。回答解説を理解することで周辺知識も補完され、変化形の問題への対応力もつく。間違えた問題は必要な考え方をよく理解し、正答を導けるまで何度でも繰り返し解くことが重要である。

 

過去問宅建塾(弐) (著:宅建学院)宅建業法
※ 過去問

宅建の勉強でよく言われるのことに「宅建業法から手をつけろ!」というのがある。個人的には賛成なのだが、宅建業法は権利関係と比べると感動が少ない。宅建業法の過去問に飽きたら権利関係を解くと良い気分転換になる。宅建業法の分野は受験者の得点率も高いので手堅く押さえていきたい。

 

過去問宅建塾(参) (著:宅建学院)法令上の制限その他の分野
※ 過去問

法令上の制限はひたすら覚える他ない。出題されるパターンは大体決まってくるのでそれは取りこぼさないように注意しよう。その他の分野については、一般知識も含まれる分野なので多少の経験則も利用できる。間違えた問題を繰り返し解くことで地力がつくはずである。

 

究極に時間が足りないという人へ

上記の3冊、過去問3周を回せば合格までぐっと近づくはずである。・・・と、簡単に言ってみたがこの過去問だけで3種類もあるテキストを3周回す(テキストを繰り返すことを回すという)のは、仕事などをしながら資格取得のために勉強している環境ではかなりハードルが高い。これはやってみればわかるが、仕事をしながらモチベーションを維持して勉強を続けていくというのは志がなければ続かない。気持ちが折れそうになった時は、じぶんは大変なことにチャレンジしているのだと自分自身を鼓舞して頑張ってほしい。

例【宅建業法の過去問テキストの回し方】

基本書をひと通り読んで理解
↓↓↓
過去問宅建塾(弐)宅建業法を解く
1日に解く問題数は20問程度を目安。
↓↓↓
答え合わせ
↓↓↓
間違えた問題をチェック
↓↓↓
回答解説を読み理解する
基本書の当該部分を読み直す
↓↓↓
1日のノルマ終了
↓↓↓
前日解いた問題から先に進む
↓↓↓
(このパターンで1周回す)
↓↓↓

2周目からは間違えた問題だけ上記のことを繰り返す。テキストが3周目になる時に解く問題は1周目の1/3にはなっているはずだ。間違えた問題を時間をあけて3回繰り返すとこで力は確実につく。例では宅建業法の過去問題テキストの回し方を取り上げたが、基本的に権利関係・法令上の制限その他の分野についても同様である。

もし、究極に時間が足りなければ、「その他の分野」については、さらっと基本書を読んで通勤の合間にでも過去問を一度解いて解説を眺めれば良しとする(ただし、法令上の制限は甘くないのでとばしたらダメ)。日々忙しい現代人。バカ正直にすべての過去問を3周回す必要はない。1度目に正解を出せず、2度目も間違えた問題だけ3回す作戦で時短を図る。

 

宅建試験ここが出る!

 

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